新春恒例大学対抗の一大スポーツイベントと言えばやはり「箱根駅伝」ですね。
チーム一丸となり、全力でタスキをつなぐ選手たちの姿に毎年熱いドラマが生まれ、感動を呼んでいます。
そんな箱根駅伝のユニフォームに企業のロゴが付いていることに気が付いた人もいるのではないでしょうか。
このロゴはなんでしょうか。数年前までは目にしなかったものなので気になりますよね。
実はこのロゴは、スポンサーの名前なのです。今回はこのスポンサーロゴについて、いつからなのか、なぜつけるようになったのか、をお伝えしていきたいと思います。
出場校全校のスポンサーはこちらにまとめていますので合わせてご覧ください!
▶箱根駅伝2023ユニフォームのスポンサーはどこ?選定理由や各校のスポンサー料は?
箱根駅伝2023ユニフォームの社名や商品名のロゴはスポンサー名
「#帝京大学 ・ #フランスベッド ロゴスポンサー契約 #調印式」「#箱根駅伝 #共同記者会見」を開催中だボーッ‼ #駅伝競走部 pic.twitter.com/CAkGyyy3Ho
— てぃーぼー (@Teikyo_tibo) December 15, 2021
箱根駅伝に使用する大学のユニフォームに、お世話になっているスポンサー企業の名前やロゴを入れることが可能になりました。
上半身の胸元と、下半身の腰のあたりにそれぞれロゴが入っているので、走者がカメラに映れば必ずどちらかのスポンサーのロゴが映ることになります。
上位のチームほどロゴが画面に映る時間は多いでしょうからCMを制作して放送するよりもイメージに残る時間も長いし、初めて見たような企業でも今の時代は検索ができるので、名前の印象だけでもつけることができれば、あとはネットが情報を教えてくれますのでじゅうぶんに宣伝効果はあります。
う2020年4月以降、世界陸連の競技会における広告規定が改訂を国内にも適用
●国際
上半身、下半身それぞれ、製造ロゴの他にスポンサー名やロゴ、サービス名を最大2つ表示できる。(所属名・ロゴもこの数に含む)
●国内
所属+スポンサー1つ・WA新規定は国際・国内適用
・国内規定は国際では使用不可 pic.twitter.com/HorBuNVMpP— 月刊陸上競技/月陸Online (@Getsuriku) March 24, 2020
これは世界陸連による広告規定の改訂に伴ったことにより可能になりました。スポンサー企業のロゴが箱根駅伝選手のユニフォームに付くことによっての広告効果は絶大になることは間違いありません。
ユニフォームの企業ロゴのルール
箱根駅伝出場大学のユニフォームに付けるロゴにはルールがあります。
- 学校名はサイズ制限なし(学校名以外は高さ5センチ以内)
- 製造メーカーは40平方センチ以内で高さ5センチ以内
- シャツとパンツに同一のスポンサー1社40平方センチ以内、高さ5センチ以内
神奈川大学駅伝チームと横浜が拠点の日総工産が、箱根駅伝ユニフォームスポンサー契約を締結 https://t.co/a3GkQWXgxW pic.twitter.com/KG3v2DPpOq
— PR TIMESライフスタイル (@PRTIMES_LIFE) December 13, 2021
ロゴの画像を見てもわかりますが、小さすぎず、目に入りやすいサイズだなと感じられます。
選手にとっては、ロゴが隠れないようにタスキを調整するなどの注意が必要なのかもしれません。
走りに影響が出ないことを祈っちゃいますね。
箱根駅伝のユニフォームスポンサーはいつから?解禁の理由とは?
箱根駅伝
いつからユニフォームに
スポンサー付けるようになったの?こういうところから収入を得て
選手に還元されるようになるといいよね
食事面とか設備面とかさ— ぴーすけ (@xkxdjp) January 2, 2021
いつから鎖骨部分にスポンサーロゴ入れるようになったの?
昨日あった? #箱根駅伝— HIRO@白い共同戦線 (@HIRO4923) January 2, 2021
箱根駅伝のユニフォームスポンサーはいつから?
2021年の箱根駅伝から出場校のユニフォームに企業のロゴ(スポンサー)をつけることが解禁となりました。
これは箱根駅伝の歴史上はじめてのことです。
毎年箱根駅伝はTV放送で安定の高視聴率を叩きだしています。テレビ画面にスポンサーのロゴが映ることによっての宣伝効果は大きいことでしょう。
箱根駅伝のユニフォームにスポンサーロゴが解禁になった理由
今年の箱根駅伝からスポンサーロゴが解禁。
広告費に換算すると19億4800万円分の媒体露出があるらしい。今年は費用対効果がさらに高まりそう。視聴者は選手から感動をもらい、お金は遠征などの活動費に還元できる仕組み。
スポーツっていいですね。— めぐろ | COMPUS (@meguro_c0mpus) January 2, 2021
“中国電力で営業職だった原監督は「競技は、『勝利』と『資金』と『普及』の三要素によって好循環が生み出される。ようやくこの時代が来た」”
まさにそうですよね。広がって欲しい動き!
箱根駅伝、スポンサーロゴ解禁 原監督「時代がきた」(朝日新聞デジタル)https://t.co/iZSk4J9wJV
— 高木遊(スポーツライター) (@you_the_ballad) December 29, 2020
駅伝の部活動は、年間約60日の合宿を行うなど多くの活動費が必要になります。
そこでスポンサーの存在はとても重要なものになります。
箱根駅伝のユニフォームにロゴを付けることにより広告効果は絶大です。
広告費に換算すると、十数億円とも言われています。
大学駅伝チームにとっても、スポンサー企業にとっても大きなメリットになりますね。
これからの箱根駅伝はどの大学チームにどこの企業がスポンサーになっているか注目するのも見どころの一つではないかと思います。
青山学院大学は17日、箱根駅伝に向けた記者会見を行いました。会見ではエントリーメンバーが意気込みと希望区間についてコメント。原晋監督は「過去最高のメンバーが揃っている。勝つのは青山学院」と、2年ぶりの箱根路総合優勝に自信をのぞかせました。 https://t.co/NePdRhK3Nz pic.twitter.com/sZonmklxgl
— 🌻田中勝樹 TANAKA Katsuki (@waiwai_aqua) December 17, 2021
原監督は約5年前から、箱根駅伝を主催する関東学生陸上競技連盟にスポンサー広告を認めるように働きかけていた。中国電力で営業職だった原監督は「競技は、『勝利』と『資金』と『普及』の三要素によって好循環が生み出される。ようやくこの時代が来た」。
【朝日新聞dititalより】
原監督のこの何年にもわたる情熱的な働きかけと世界陸連による広告規定の改訂により実現したのですね。
まとめ
箱根駅伝のユニフォームの社名やロゴ、スポンサー解禁はいつからかについて、以下のことがわかりました。
- 箱根駅伝のユニフォームの社名やロゴは大学駅伝部のスポンサーである
- 2021年の箱根駅伝から出場校のユニフォームに企業のスポンサーロゴをつけることが解禁となった
- 原監督の働きかけと世界陸連による広告規定の改訂によりスポンサーロゴが解禁になった
2023年の箱根駅伝も、どの大学が勝利してもおかしくないような白熱した競争が期待されますが、それぞれの大学にどの企業がスポンサーになっているかチェックしてみるのも楽しいと思います。
スポンサーの存在によってどの大学の選手も、日々地道に練習してきた努力の結果を存分に発揮でき悔いの残らないように、2023年新春の箱根駅伝も新たなドラマを生み出してほしいと願っています。
出場校全校のスポンサー一覧は、こちらにまとめています。合わせてどうぞ!
▶箱根駅伝2023ユニフォームのスポンサーはどこ?選定理由や各校のスポンサー料は?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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