ネメシス3話 ネタバレ考察です。
シーパラ(八景島シーパラダイス)に仕掛けられた爆弾を見つけ、犯人を逮捕するという事件でしたが、めちゃくちゃあっさり解決しましたね。
メインは橋本環奈さん演じる四葉朋美のお披露目、な印象でした。
この四葉朋美、怪しいですよね〜。敵なのか味方なのか?そしてまたもや明らかになった風間の経歴、今度はイルカの調教師です。一体いくつ仕事してきたの?な風間の過去にはどんな意味があるのか?
今回も、20年前の事件と関連することで、3話の中で鍵となりそうなポイントをまとめています。
今回のキーポイントは、
- 四葉朋美は何者なのか?味方なのか敵なのか?
- イルカは何かを表している伏線アイテムなのか?
- 風間の過去の経験が妙にいろいろでてくるのはなんの伏線なのか?
ネタバレ全開でお送りしていきますので、ドラマ未見の方やネタバレ踏みたくない方は、ご注意ください!
2話の振り返りをしたい方はこちらもどうぞ!
▶ネメシス2話ネタバレ考察|アンナ出生の秘密と風間の正体がわかった!
ネメシス3話 ネタバレ|連続爆弾事件解決が雑すぎ
ネメシス3話の事件は、シーパラ(八景島シーパラダイス)に爆弾を仕掛けたという爆弾犯を捕まえる、という事件でした。
が
この事件の解決の仕方がめっちゃ雑!
危ないからと捜査から外されたアンナは、暇つぶしに入ろうとしたアトラクション前でたまたま出会った四葉朋美(橋本環奈)が数学の天才で、年も近くて転載どうしということで意気投合。
アンナと朋美の天才コンビであっさり犯人特定、逮捕。
で終わってしまうんですね。
犯人の動機とか、普通の事件物では必ずきちんと説明あるはずですが、ほとんど記憶に残らないレベルでスルーされていきました(話してないよね)。
1話でちらっと写ったニュースで報道されていた連続爆弾犯との関連もほとんど言及されずでした。
要は、四葉朋美登場のためだけの3話だったと考えてよいのではないでしょうか。
はしかんかわいい!だけで終わるには引っかかるポイントが多すぎる四葉朋美。
四葉朋美の引っ掛かりポイントを考察していきます。
ネメシス3話 考察|四葉朋美は何者なのか?敵、味方?
四葉朋美の設定で怪しさを感じさせるポイントは、5つありました。
・知り合い方が唐突で胡散臭い
・天才で帰国子女ってアンナと同じ?
・遺伝子について意味深に語った
・味覚がアンナと同じ
・探偵事務所「ネメシス」の名前の意味を知りたがる
順番に一つづつ見ていきましょう。
アンナと朋美の知り合い方が唐突で胡散臭い
アンナと四葉朋美の知り合い方が、わざとらしかったですね。
危険だからと捜査から外され、帰れと言われたアンナが、暇つぶし?気分転換?のために入ろうとしたアトラクションに入れえてもらえず、がっかりして諦めようとしていたところに四葉朋美は都合よく現れたんですよね。
招待券もらったんですけど、一人じゃ入れなくて、よかったら一緒にどうですか?
いやいやいや。
画面の前でテレビに向かってそうツッコんだ方、多いはずです。
そんなに都合よく、一緒に入る人探してる人なんています?
その後脱出ゲーム(?)の中でも、
アンナちゃん気をつけて
ってなんで名前知ってんの??ですよね。
アンナはえーっと?って名前を尋ねたことからも、お互い自己紹介していなかっただろうと思われます。
これはアンナを狙って声をかけたと思わざるを得ないです。
アンナの素性を知っていて、もしかしたらずっと前からマークしていて、声を掛けるチャンス到来!とばかりに近づいてきた、としかみえない知り合い方です。
これが偶然だったら、ごめんなさいと言うしかありません。
てかそんな匂わせ演出するほうが悪いですよね?!
天才で帰国子女ってアンナと同じ?
四葉朋美は数学の天才、そして帰国子女だという設定になっていました。
ヘルムホルツ方程式を使って、爆弾の場所とボマーの位置を特定、シーパラを爆弾魔からみごと救ってくれました。
二人が仲良くなったのも、お互いにこんなに頭のいい子見たことない、という理由です。
年齢も近く、天才というレアな存在同士、親近感を抱いて仲良くなったということなのでしょうね。
けれど裏を返せば、今まで自分は人と同じじゃない、という孤独を抱えて生きてきたのではないかと考えてしまいました。
個人的な推測ですが、
もしかしたら四葉朋美もアンナと同じようなデザイナーベイビーなのでは?と疑っています。
遺伝子について意味深に語った
事件も解決したあと、シーパラの水族館で泳ぐ魚を眺めながら、
四葉朋美がぼんやりと独り言のように語ったのがこのセリフでした。
最初はみんな海から生まれたのに
進化して枝分かれして
先祖の遺伝子だけが受け継がれていく長生きする生き物も淹れば
あっという間に寿命がきちゃうのもいる不思議だよ
遺伝子の話って、爆弾事件となんにも関係ないですよね。
四葉朋美は、なんでこんな話を唐突にしたんでしょうか?
ネメシスの謎を解くキーワードのひとつ「遺伝子」ということばをここで撒いただけでは?
と思ってしまう匂わせセリフです。
味覚がアンナと同じ
3話の最後でDr ハオツーのリンリンが出前で持ってきたのは「七福神うどん」でした。
7つの変なものが入っていて、ショウロンポーは青!
いちご大福まで入っているこの妙な食べ物を、四葉朋美もかわいー、おいし~といって積極的に食べていました。
こんなに変わったアンナの味覚と同じ、ということはちょっと普通では考えられないですよね。
この味覚の妙な一致も、デザイナーベイビーではないかと疑ってしまうひとつの理由です。
色々なパターンを試して複数のデザイナーベイビーを生み出した中で、味覚を含むある部分が二人は一致していて、姉妹のような類似性を持ってるんじゃないかなぁと。
もちろん推測です。
探偵事務所「ネメシス」の名前の意味を知りたがる
朋美ちゃん、七福神うどんを食べながらの最後のシーンで、そういえばな感じで探偵事務所ネメシスの意味を栗田社長に尋ねていました。
ネメシスってギリシャ神話の女神で
神に代わって正義を行うんですよねどういう意味が込められているんですか?
すかさず栗田社長、とりあえず響きでって適当なでまかせでごまかしていましたが、ちょっと焦っていたようにみえました。
確かに探偵事務所の名称として「ネメシス」はよくある名前ではないですよね。
けれど朋美の尋ね方は、ただの好奇心というよりは
絶対意味があるに違いない、という読みがあって、あえて訊いている感じがしました。
ネメシスのタイトル回収を焦らされている感じがして、テレビの前で苦笑いしてしまいましたよ。
ネメシス3話 考察|イルカが表すものとは?ぬいぐるみと写真、キーホルダーの意味は?
今回の3話では、シーパラが舞台ということもあり、イルカがたくさん出てきました。
にしてもですよ、
イルカ
フォーカスあて過ぎじゃないですかね。
四葉朋美になくなった設計図を探してほしいと頼まれ、持ってきてくれたシーパラ職員の海老名さん(堀田健斗)、ずっとイルカのぬいぐるみ抱えてました。
ずっとぬいぐるみを抱えているのって、怪しいですよね。
おかげで海老名さんをボマーだと思ってしまった方もいたようですし(←濡れ衣)。
もともと、風間がこの案件を引き受けた理由は、シーパラの太宰社長が恩人であるという理由でした。
フリーターだった風間は、社長に拾われてしばらく風間はイルカの調教をしていたということになっており、エンディングでもイルカと一緒に写っている風間の写真がアップとなって終わりました。
そのアップの場面では、イルカのぬいぐるみ、アンナたちが記念品としてもらったイルカのキーホルダーも一緒においてありました。
そしてこの写真もキーホルダーも「ネメシスの謎」入りしています。
2つのキーホルダーの並べ方が、まるで双子か恋人のように向かい合って置かれているのも意味深。
絶対イルカになんか意味あるでしょ?
と思わせぶりな、匂わせイルカですよね。
気になってしょうがないので、イルカが示す意味、象徴を調べてみたところ、こんな感じでした。
イルカが象徴するもの、特徴として知られていること
高周波数のパルス音でコミュニケーションをとる
幸運の使者、癒やし、開運のシンボルといわれる
ギリシア神話では聖獣
wikipediaのイルカの説明のうち、ギリシア神話の項目では
イルカはアポローン・アプロディーテー・ディオニューソス・ポセイドーン・アムピトリーテーの聖獣である。ポセイドーンの息子トリートーンは上半身が人間で下半身がイルカとされる。古代ギリシアにおいてイルカを殺すことは、重大な罪であった
と記述があります。
ネメシスなので、ギリシャ神話との関連が一番怪しいですよね。
古代ギリシアにおいてイルカを殺すことは、重大な罪であった
ここ引っかかりますね。
こちらの記事でもネメシスの意味の考察をしているのですが、
ネメシスとは、人間が神に働いた無礼に対して、神が下す罰のこと。
イルカ殺し=重罪=神が罰を下す対象となるような行い=遺伝子操作???
とつながっていくのではないかと考えています。
3話終了時点で、”ネメシスの謎”に残っているものは、これだけあります。
遺伝子スッキリ水
あかぼしの家
美馬芽衣子があかぼしの家で撮った写真
あかぼしの家の園長先生
相関図
女性(誰だっけ???)
アンナのペンダント(データが隠されているが暗号解けない)
星くん
イルカの調教師だった頃の風間の写真
インドにいた頃のアンナ
四葉朋美
シーパラで朋美とアンナがもらったおそろいのイルカのキーホルダー
1話では遺伝子というキーワードが浮かび上がりました。
2話ではアンナを産んだ美馬芽衣子があかぼしの家野出身であることがわかりました。
そして星くんがアンナのペンダントに興味を持ち、データが隠されていることに気づきましたが、そのデータを読み出すまでは至りませんでした。
3話では、最後の4つが増えましたが、そのうち2つがイルカ関連です。
やはりイルカがなにかの伏線になっていると考えられるのですが、さっぱりわかりません。
ネメシス3話 考察|風間の経歴いろいろありすぎ
2話で、風間の正体はゲノム研究員、つまり科学者だとわかったはずなのですが、また妙な経歴が追加されてしまいました。
1話では、風間は寝言で「あまのさん、そのサンプル違うよ__」と意味深な寝言をはいていましたが、2話で科学者ということがわかったので、とりあえず回収。
2話では、配達員やってたとか、ラップもやってたとか、それいつの話?みたいな経歴を匂わせてくれていました。
そして今回の3話。
- フリーターだった
- シーパラの社長に拾われて、イルカの調教やってた
と、2つの風間の過去が明らかになりました。
けど、ゲノム研究員やってた人がフリーターだったというのはちょっと不可解です。
イルカの研究のために、フリーターのフリをしてわざと社長に拾われ、イルカの生態をよく知るために水族館に潜り込んだ。
と考えてしまった私は、根性が曲がってるんでしょうか?
このドラマ、何から何までネタにしか見えなくて困ってます。
あれも伏線じゃないか、これは餌なんじゃないかとすべてのセリフやアイテムを疑ってしまいますよ。
ところで、今回こっそり依頼を受けようとした風間は、何かにつながると思って依頼を受けたんでしょうか?
20年前の件と関係がなさそうな案件を社長が受けると思えないので、恩人に恩返ししたかっただけ?
まとめ
ネメシス3話の考察まとめです。
3話で新しくわかったこと
3話で新しく追加された謎
・イルカは何かを表している伏線アイテムなのか?
・風間の過去の経験が妙にいろいろでてくるのはなんの伏線なのか?
毎回の事件はかなり手抜き感が感じられるのですが、このドラマはアンナの秘密と父美神始の失踪の謎を説いていくドラマなのだと考えるとなかなか楽しいですよね。
謎解きについて、こうなんじゃないの?というアイディアがある方、ぜひコメントで教えてください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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