別所由加/ランプ職人の経歴や学歴、出身高校や大学は?

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日本で唯一ハリケーンランプを作ることができるランプ職人、別所由加さんが、情熱大陸に出演されて話題です。

小学校6年のときに家業のランプ屋が倒産、ハリケーンランプの火を絶やしてはいけない、と大学を中退して母親に代わって社長になった別所由加さん、大変なご苦労をされた末に、注文から5年待ちと言われるハリケーンランプを作り続けています。

キャンプで人気のハリケーンランプですが、御本人は学生時代はバンド(ドラム)に熱中していたインドア派だとか。そんな方が家業を継ぐことになったきっかけなど気になりますね。

別所由加さんの経歴や学歴、出身大学や高校などのプロフィールをまとめました。

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別所由加さんのプロフィール:どんな経歴?

 


別所由加さんのプロフィールをまずは簡単にご紹介しましょう。

 

別所由加(べっしょ ゆか)さんプロフィール

生年月日:1989年
出身地:大阪府
出身高校:阪南大学高等学校
最終学歴: 大阪芸術大学中退
趣味:映画鑑賞
特技:ドラム
現職: ランプ職人、株式会社WINGED WHEEL 代表取締役

 

別所由加さんは、大正三年創業のランプ屋「別所ランプ」(いまの株式会社WINGED WHEELの前進)を家業とする家に生まれました。

由加さんが小学校6年のときに、家業のランプ屋が倒産します。

一時期は海外への輸出が盛んだったり、ビニールハウスなど農業用など新規市場の開拓に成功したランプでしたが、電気の普及やオイルショックなど、ランプの需要は徐々に減っていき、手がける工場も減少傾向にあったのでした。

しかし、由加さんの母親の二三子さんは、家業の再建に奔走、倒産の翌年の2003年に「別所ランプ工芸社」を個人創業、3年後の2007年には「株式会社WINGED WHEEL」を創業し、代表取締役として会社を切り盛りします。

 

小学校6年で、池も会社も全て失う経験をし、その後も会社再建に奔走するお母さんの背中を見ていた由加さんは、大学2年のときに学校を中退して会社に入るという決断をしました。

そのきっかけとなったのが、ずっと会社を支えてくれていた職人さんの死でした。

 

それまで、決して弱音を吐かなかったお母さん、二三子さんが「もうダメかも」と漏らしたのを聞いたとき、

そんなら私がやったる!

と言う思いが湧いてきたのだそうです。

 

会社が倒産して夜逃げ同然に家を出て、すべてを失ったとき、母二三子さんは小学生の由加さんに何が起こったのかをすべて話してくれたそうです。

そんなふうに子供にもキチンと向き合ってくれたお母さんの背中をずっと見てきた由加さんは、「ランプがなくなることは絶対にあかん!」と思ったそう。

だから、母がくじけてしまったのなら私がやる!と決意したそうですが、当のお母さんは大反対!

ランプ職人は危険な仕事、職人さんが何人も事故で指を切断してきたのを見ていたお母さんは、女の子がそんな危険な仕事をすることに大反対したのでした。

 

一度決めたらてこでも動かないタイプの由加さんの性格をよく知るお母さんは、由加さんの決意の固さに折れ、家業への入社を認めてくれたそうです。

 

入社してからは、職人さんの厚い壁が待っていました

バンド少女だった由加さんは当時は金髪。

社長の娘とはいえ、金髪のお姉ちゃんがいきなり来ても、職人さんは「見て覚えろ、体で覚えろ」と、全く相手にされなかったそうです。

化粧をやめ、作業着を着て、体当たりでぶつかっていくうちに、由加さんの本気が職人さんたちにも伝わり、少しずつ受け入れてもらえるようになっていったそうです。

仕事を教えてもらったときは、本当に嬉しかった、と由加さんは語っていらっしゃいます。

職人さんとの関係ができあがっても、由加さんの苦労はまだまだ続きます。

すべて手作業で作っている部品を作る機械が古く、誤作動や動かないことがしょっちゅう。文字通り機嫌よく機械に動いてもらうために、機械のデータを細かく取り、機械とも仲良くなっていくという道のりがありました。

 

現在は、お母さんの跡をつぎ、株式会社WINGED WHEELの代表取締役に就任、創業から数えて、由加さんは5代目の社長に当たります。

FLAME SENSEという新しい自社ブランドを開発するなど、国産ランプの火を絶やさないことに邁進されています。

代々残っていたパーツが底をついたときには、そのパーツを作るための金型を再生するためのクラファン(クラウドファンディング)を企画し、目標額の250万円を上回る261万円を集め、資金調達するということもありました。

やるときはやる、決めたらまっしぐら、というタイプなんですね、由加さんは。

かっこいい〜!

男気を感じます。

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別所由加さんの学歴は?

 


そんな由加さんは、実はインドア派。

中学、高校とずっとドラムに熱中していたバンド少女でした。

阪南大学高等学校軽音楽部では部員100名を束ねる部長を務め、その厳しさから「伝説の部長」とあだ名されたそうです。

100名を束ねられる器は、すでにリーダーとしての素質が垣間見えますね。

 

もっと深く音楽を学びたいと、大阪芸術大学に進学するも、真剣に学んでいるのにどこか燃えきれないものがあったのだそうです。

人生のすべてを捧げられる気にまではなれなかったとか。

それよりも、お母さんがあれほどまでに必死に守ろうとした「ハリケーンランプ」をどうにか残したい、その思いが勝り、あっさりと大学を中退してしまいました。

 

決断したら迷わない、振り返らない、そういうところもリーダーの資質が現れていますね。

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別所由加(ランプ職人)の経歴や学歴 まとめ

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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