竹本勝紀 銚子電鉄社長の経歴・学歴や年収は?税理士から転身の理由とは?【カンブリア宮殿】

銚子電鉄 竹本勝紀 ローカル電車 TV番組
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6月11日のカンブリア宮殿に出演された銚子電鉄社長の竹本勝紀 さんが話題です。

社長が自ら電車の運転士までこなしてしまうという、日本一の弱小電鉄ということなのですが、全く悲壮感がありません。

電鉄会社とは思えないネーミングで企画列車からぬれ煎餅、弁当に音まで「売れるものは何でも売る」という異色のローカル電鉄会社、銚子電鉄。

そんな銚子電鉄の名物社長はどんな方なのでしょうか?経歴や学歴など、気になるプロフィールまとめました。

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竹本勝紀社長 の経歴と学歴 出身高校や大学は?

 

カンブリア宮殿【 絶対に諦めない鉄道会社 なんでもありのサバイバル経営術 】

 

竹本勝紀 (たけもと かつのり)さん プロフィール

生年:1962年
出身:千葉県木更津市

学歴:慶応義塾高校、慶応義塾大学経済学部卒業
経歴:
1990年 竹本一忠税理士事務所入所、税理士登録
2005年 銚子電鉄顧問税理士
2008年:銚子電鉄社外取締役
2009年:竹本税務会計事務所開設
2012年:銚子電鉄代表取締役

現職:銚子電気鉄道株式会社代表取締役社長

資格:
2016年 電車の運転免許

 

鉄道会社の社長の中でも、自ら電車の運転免許を取っちゃう方ってそう多くはないですよね。

同じハンドルを握ることで社員との気持ちの共有ができるのではないか、線路の状況が把握できる、顧客目線で物事を見ることができるのでは、など色んな理由があったそうですが、一番の理由は運転手が足りなかったし、社長自らが運転手であるということで経費を抑えることができるから、だったそうです。

筆記試験は1回で受かったけれど、技能試験の合格には3回かかり、3年かけてようやく免許が取れたそうです。

今でもしょっちゅう電車を運転していらっしゃるようですよ。

 

竹本社長、慶応ボーイですよ!

税理士一家のお家に生まれ、高校から慶応、税理士になったところまでは全く順風満帆といった感じのプロフィールですよね。

そんな竹本さんが、どうして潰れそうなローカル鉄道の社長になったのか、きっかけとかとっても気になりますね。

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竹本勝紀社長の銚子電鉄との出会いのきっかけから再生の道のり

 

銚子電鉄に入る前は税理士だった竹本社長ですが、お父様もお兄様もが税理士ということで、税理士になったそうです。

銚子電鉄との最初の接点は、知り合いの弁護士さんが銚子電鉄の顧問弁護士を務めており、会計を見る人がいないので助けてほしいといわれたことがきっかけだそうです。

当時の銚子電鉄は、自己破産の申し立てをしたいが裁判所に納める用納金もないほどだったそうです。

その前の年に、当時の社長が業務上横領で逮捕され、2億円の借金をつくっていた、借金を作ったのは前社長だけど”業務上”横領なので会社が肩代わりしなければいけなくなった。県や市からの補助金もストップ、銀行融資も打ち切られてしまうという三重苦。

そんな事情で、会計の専門家なしではもう会社がどうにも立ちいかない状況だったそう。

 

以前から手がけていて、すでに鉄道事業の倍近くを稼いでいた「ぬれ煎」(ぬれ煎餅)をもっと売って、とにかく借金を返さなければと、社長自らのお小遣いでレンタルサーバーを借り、オンラインショップを始めました。

当初は1日1万円程度の売り上げで、煎餅のオンライン販売としては悪くなさそうですが、返さなければならない借金の額は1億円、焼け石に水だったそうです。

 

そのときに会社を救ったのがこの一言。

緊急報告 電車運行維持のためにぬれ煎餅を買ってください!!電車修理代を稼がなくちゃ、いけないんです

 

これを生み出したのは経理課長で、車両検査の費用の200万円が差し迫って必要だったことから生まれた、魂の叫び。なりふりかまっていられず、おもわず会社のサイトにその文字を打ち込んでしまったとか。

それが話題となって、ネットショップに注文が殺到、ぬれ煎餅の売り上げが4億円を超え、前社長の借金を返すこともできたのだそうです。

その時に、苦しいときに「助けて!」と叫ぶことは恥ずかしいことではない、と学んだそうです。

そのぬれ煎餅、もちろん自社サイトでも販売されていますが、ちゃんとアマゾンにも出店されています。

 

調子鉄道は、全長たったの6.4kmで、海や菜の花畑などの景観を売りにできるわけでもないため、レストラン列車や景観を売りにした列車を走らせることもできない、というハンデを負ったローカル赤字鉄道。

ならば!

と、全力でエンタメに振り切って、「乗って楽しい」鉄道を目指しているそうです。

なので、列車企画もぶっ飛んでいて、

「お化け屋敷列車」に、オールピンクの「イルミネーション電車」、経営がやばくていつも綱渡りだから「鮪渡り号(つなわたりごう)」(マグロの「ツナ」とのかけことば)、と中途半端なテーマパーク顔負けです。

 

お化け屋敷列車は、地元の高校生にお化けをやってもらい、乗客は約50分間の間途中下車禁止。

怖くて泣いても逃げるところがありません。

それが大好評で、続編企画も生まれました。

 

車内が全部エロいピンクの電車は、エロくしようと思ったのではなく「一番安いLEDがピンク色だった」という涙が出そうな理由でしたが、エロいエロいと話題になってメディアもどんどん取り上げられ、結果たくさんお客さんが押し寄せて、結果オーライになったそうです。

 

企画名がどれも崖っぷち感が半端なくて、名物の「まずい棒」も、まずいのは味ではなくて「経営がまずい」。

 

鯖弁当は「鯖威張る」と上から目線のようで「サバイバル」のダジャレ。

 

常に経営状態はやばいままで、「電車屋なのに自転車操業」と常に崖っぷちなのに、コロナの影響でかき入れ時のゴールデン・ウィークもほとんどお客さんが来なかったということで、火の車ぶりに拍車がかかっているようですが、「諦めない」という姿勢が多くの人の心をひきつけているようです。

知れば知るほど、アイドルを応援するような気持ちになってきます。

 

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竹本勝紀 銚子電鉄社長の経歴や学歴まとめ

諦めないとは、突破口はかならずあると信じて探すこと、という竹本社長の言葉、覚えておきたいですね。

社員のみなさんからも悲壮感を感じることがないのは、社長以下みなさんがこの「諦めない」を毎日のように実践されているからなのかなと思いました。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました^^

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