さかなクン ハコフグ帽子で国会へ!特例でOKなのはなぜ?”本体”だから切り離せない?礼節を欠くとかのレベルじゃない?

さかなクン ハコフグ帽子 ニュース
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さかなクンが、2月12日の参議院の調査会で参考人として意見を述べるそうです。

通常は帽子をかぶってはいけない国会で、特例としてあの「ハコフグ帽子」を認められたというニュースが話題となりました。

特例でOKなのはなぜ?さかなクンがすごいから? ”本体”だから切り離せない?

この画期的な判断の理由を考察してみました!

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さかなクン ハコフグ帽子で国会へ!

 

 

参考人として調査会に参加するにあたって、さかなクンから、『通常の服装でよろしいでしょうか?』と要望がありました。それを受けて、2月5日、調査会の前に行われた理事会で、自民党の鶴保庸介会長が、『国会の規則では、帽子は、品位、礼節を欠いた服装ということになっています。ただ、さかなクンの帽子は、品位、礼節に欠いたものにはならないと思っています。ご本人からも、通常の服装で出席したいという意向がありました。彼の帽子を認めてもよろしいでしょうか?』と各会派に聞くと、みなさん賛成でした

ヤフーニュースより

 

国会の規則では、基本的に帽子は禁止だそうです。
さかなクンが参考人として呼ばれた参議院も、衆議院も規則に定められています。

「参議院規則」第209条によれば、

議場又は委員会議室に入る者は、帽子、外とう、襟巻、傘、つえの類を着用し又は携帯してはならない。ただし、国会議員及び国会議員以外の出席者にあつては議長に届け出て、これら以外の者にあつては議長の許可を得て、歩行補助のためつえを携帯することができる

 

「衆議院規則」も同様で、第213条によれば、

議場に入る者は、帽子、外とう、えり巻、かさ、つえの類を着用又は携帯してはならない。但し、病気その他の理由によって議長の許可を得たときは、この限りではない。

 

それを乗り越えて(?)特例で着用を認められた、ということで、さかなクンすごい!とニュースになったというわけでしょうか。

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特例でOKなのはなぜ?本体だから?一体だから?

 

なぜ、特例で「ハコフグ帽子」が認められたのでしょうか?

さかなクンから「通常の服装で」出席したいとの要望を受けて、事前に理事会で話し合われたそうですが、その「通常の服装」というのは当然「ハコフグ帽子」を被った姿で、という意味だったということですよね。

 

報道にあった自民党の鶴保庸介会長の発言にも、

さかなクンの帽子は、品位、礼節に欠いたものにはならないと思っています。ご本人からも、通常の服装で出席したいという意向がありました。

 

ということなので、さかなクンのハコフグ帽子の姿は「品位、礼節を欠いたものではない」、と判断されたことになりますね。

なぜそう認められたのでしょうか?

具体的に記事には書かれていませんでしたが、

帽子まで含めて「さかなクン」であり、切り離すことができない
また、その全体の姿も周囲に対して失礼ではない

と誰もが捉えているということなのだと思います。

 

逆に、もしあの帽子を取ってしまったら、「さかなクン」じゃなくなりますよね。

ネットの声にも、そこを指摘している意見がけっこうありました。

むしろあれ(帽子)が本体で、下は寄生された一般人、というのも根強いですね。

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礼節、品位を欠くのはどんな場合?

さかなクン ハコフグ帽子

 

最近ではかなりゆるくなってきていますが、帽子のマナーとして、

室内に入る時、食事の時は、帽子はとるもの

というのが一般的と考えられてきました。

 

その根底には、相手に敬意を払う、礼儀作法として、という理由があったと言われています。

国会の規則も

帽子、外とう、襟巻、傘、つえ

などすべて基本的には外出の際に必要とされるものばかりです(つえは状況によっては室内でも必要な場合はありますが)。

なので、「室内では帽子はとる」という礼儀・マナーが元になっていると考えられますね。

 

過去に、国会での帽子着用が問題になったことはあるのでしょうか?

1991年11月に、社会党の長谷百合子衆院議員がベレー帽を被ったまま議場に登院し、問題になったことがあったそうです。

長谷議員は、ベレー帽をトレードマークにしていたので、規則違反に問われても、86年5月に訪日したイギリスのダイアナ妃が国会を訪問し、帽子を被ったまま議場で演説した例をあげて反論しました。ところが、衆議院議員運営委員会は、ダイアナ妃は国賓であり、式典での着用であるため前例にはならないとして彼女の主張を退けたのです。もっとも、一部の女性議員から、女性議員増加を快く思っていない男性議員の執拗な攻撃だと擁護する声もあがりました。ただ、土井たか子元委員長が帽子着用には冷淡な態度を示したため、結局、ベレー帽を脱ぐことになったのです

 

今回との違いで考えると、やはり帽子の意味合いが相当違う気がしますね(私見です)。

長谷議員の写真を探してみたのですが、ベレー帽をトレードマークにしていたとはいえ、ベレー帽をかぶっていない写真もありました。

 

それに、「ベレー帽をかぶっていてもいなくても」長谷議員を判別できるんですよね。

 

だけど、さかなクンの場合は、ハコフグ帽子をかぶっていない時は、ほぼありません(分かる限りで)。

それに、ハコフグ帽子をかぶっていないと「さかなクン」とわからない人は世の中に非常に多いと思います。

 

実際、さかなクンは数種類のハコフグ帽子をTOPに合わせて使い分けているんですよね。

冬用、夏用(メッシュ加工)、水中用、教壇用(大学の校章入り)、クロマキー用(映像合成)

最低でもこれぐらいは確認されています。

 

一番わかりやすい例がこれでしょう。やっぱりこれ(帽子)なくしてさかなクンは存在しえないです!

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そして、このハコフグ帽子と、今回参考人として呼ばれたテーマの関連性の高さも容認を後押ししたものと考えられますね。

さかなクンは「水産資源の管理と保護について」というテーマで意見を述べることになっているそうです。

東京海洋大学名誉博士、東京海洋大学客員准教授という肩書を持ち大学でも教鞭を執り、政府や国連でも活躍しているなど、この分野でのさかなクンの功績・貢献を見込んでのことで、ということなら、認めない理由が見つからないくらいですね。

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まとめ

 

本来の意見の内容より、見た目のことだけでこんなにニュースになるさかなクン、不本意かもしれませんね。

明日のニュースでは、さかなクンの発言内容もしっかり報道して欲しいです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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